ベルギーはザックJをどう感じたか?
日本戦で先発出場したメンバーのうち、イングランドでプレイする選手はミニョレ(リバプール、GK)、フェルマーレン(アーセナル、DF)、アザール(チェルシー、MF)、ルカク(共にエバートン、FW)ら、実に7人を占める。 残る4人もスペインリーグ(アルデルワイレルト=アトレチコ・マドリー、DF)、ドイツリーグ(ファン・ブイテン=バイエルン・ミュンヘン、DF)、イタリアリーグ(メルテンス=ナポリ、FW)、ロシアリーグ(ウィッツェル=ゼニト、MF)といずれもビッグクラブで活躍しているのだから、川島の答えも納得だ。スターぞろいのベルギー代表だけに、国民の期待も高まるばかりだった。しかし、11月はコロンビアと日本に連敗。選手たちももう一度、W杯に向けてレベルアップを図らないといけない。 日本戦の後、ウィッツェルは「ベルギーは、この2試合であまりに簡単に失点を喫してしまった。W杯まであと7ヶ月ある。我々は所属するクラブに戻って、ハードワークをしないといけない」と気を引き締めていた。 (文責・中田徹/欧州在住ライター)