“過小評価”では…?悲しいほど不当に評価が低い選手6人
祖父江大輔(中日ドラゴンズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:175cm/75kg ・生年月日:1987年8月11日 ・経歴:愛知高 – 愛知大 – トヨタ自動車 ・ドラフト:2013年ドラフト5位 プロ1年目から一軍に定着し、ブルペンの屋台骨を担う祖父江大輔。2019年オフには球団からの提示年俸額について、大きな議論が巻き起こった。 2013年ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団すると、ルーキーイヤーからチーム2位の54試合に登板。 その後も中継ぎ陣を支え、2018年には51試合登板、2勝2敗17ホールド、防御率3.14の好成績を残した。 翌2019年は44試合登板で3勝4敗3ホールド、防御率3.11を記録。同年は数字をやや落としたが、6年連続で30試合以上に登板するなど大きな貢献をしていた中で、オフには年俸ダウン提示。まさかの査定に球団内外で賛否を呼んだ。 それでも、2020年は54試合に登板し、30ホールドポイント(2勝28ホールド)、防御率1.79の活躍で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。 その後も活躍を続けており、昨季も45試合に登板するなど、ブルペンに欠かせない存在となっている。
比嘉幹貴(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/77kg ・生年月日:1982年12月7日 ・経歴:コザ高 – 国際武道大 – 日立製作所 ・ドラフト:2009年ドラフト2位 近年はホールドが記録される場面での登板は少なくなっている比嘉幹貴。しかしながら、ワンポイントや僅差のビハインド展開などあらゆる起用に応えており、ブルペンに欠かせない存在となっている。 日立製作所から2009年ドラフト2位でオリックス・バファローズに入団。即戦力の期待通りプロ1年目から24試合に登板すると、2013年には59試合に登板し、4勝3敗11ホールド、防御率2.12の好成績を残した。 さらに、翌2014年には自己最多の62試合登板、7勝1敗20ホールド、防御率0.79と傑出の成績。 その後は右肩の手術もあって低迷したシーズンが続いたが、2018年以降は再びブルペンの一角に定着。 41歳を迎えた昨季は、31試合登板で2勝6ホールド、防御率2.25と安定した数字を記録した。 ルーキーイヤーからいぶし銀の働きを見せている比嘉。間違いなく常勝軍団となったオリックスを支えている1人だろう。
ベースボールチャンネル編集部