“過小評価”では…?悲しいほど不当に評価が低い選手6人
小川泰弘(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:172cm/82kg ・生年月日:1990年5月16日 ・経歴:愛知・成章高 – 創価大 ・ドラフト:2012年ドラフト2位 長らく東京ヤクルトスワローズのエース格を担っている小川泰弘。プロ2年目以降は個人タイトルの獲得こそないが、数字以上の貢献をもたらしていると言える存在だ。 2012年ドラフト2位でヤクルトに入団。プロ1年目から先発ローテーションに定着すると、同年は16勝4敗、勝率.800、防御率2.93の活躍で投手2冠(最多勝・最高勝率)と新人王に輝いた。 翌2014年には開幕投手に抜擢されるなど、プロ2年目にして早くもチームのエースに君臨。 その後も先発の柱を担い、2020年には無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。プロ11年目の昨季は、自身4度目の2桁10勝を挙げ、防御率3.38と安定した投球を披露した。 プロ入りから大きな離脱がなく、11年連続で100イニング以上をクリア。また、本塁打が出やすい明治神宮野球場を本拠地としながら、毎年のように結果を残している。 日本代表への選出経験は乏しいが、NPBトップクラスの実績を持つ先発投手と言っても過言ではないだろう。
髙橋光成(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:190cm/105kg ・生年月日:1997年2月3日 ・経歴:前橋育英高 ・ドラフト:2014年ドラフト1位 個人タイトルの受賞歴や日本代表トップチームへの選出経験こそないが、球界屈指の成績を残しているのが髙橋光成だ。 前橋育英高時代には、2年時に夏の甲子園を制覇。世代屈指の評価を得て、2014年ドラフト1位指名で埼玉西武ライオンズの一員となった。 ルーキーイヤーから5勝2敗、防御率3.07と高卒新人らしからぬ数字をマーク。その後は苦しんだ時期もあったが、2019年に初の2桁勝利を挙げ、先発ローテーションに定着した。 2022年には26試合(175回2/3)を投げ、12勝8敗、防御率2.20の好成績をマーク。 さらに、翌2023年は23試合登板で10勝8敗、リーグトップの4完投、防御率2.21。防御率は山本由伸(現:ドジャース)に次ぐリーグ2位となった。 投手タイトルには恵まれないが、3年連続で2桁勝利を挙げるなど、パ・リーグを代表する投手の1人に。今季は圧倒的な成績を残し、目標に掲げているメジャーリーグへの挑戦権を得たい。