JR新潟駅前の「東大通」車線減らして歩道5m拡大 市が提案【新潟】
JR新潟駅前のメインストリート「東大通」の再開発を検討する新潟市は、車線を減らして中央分離帯を縮小することで、歩道の幅を5m広げる案を有識者会議に示しました。この案は、10日開いた東大通の“空間再構築検討会議”で示したものです。 【動画】JR新潟駅前の「東大通」車線減らして歩道5m拡大 市が提案【新潟】 東大通の再開発について、新潟市は『人中心の空間を作る』として歩道へのテラス設置などの社会実験を実施してきました。今回、市が推したのは中央分離帯を縮小し、現在の片側4車線から3車線に減らすことで歩道を約5m広げる案です。 ■市の担当者 「歩道が最も大きく拡幅されるので、樹木を歩道部分に増やせるなどの可能性が広がる。」 委員からは賛同する意見が出た一方、工事に伴う交通量の変化について改めて試算するよう求める声が出ました。 ■座長を務める 岩佐明彦法政大教授 「歩行者の空間に関しては、左右の沿道側に町に近いところで利用していくことが定まったのではないか。」 次回の会議は3月に開き、歩道の活用方法などを議論します。