比叡山24年ぶり男女V 男子は5連続区間賞で18年ぶり 女子は序盤で大きくリードして11連覇/滋賀県高校駅伝
全国高校駅伝(12月24日/京都)の出場権を懸けた滋賀県高校駅伝が11月5日、県希望が丘文化公園特設コースで行われ、比叡山が男女ともに優勝。男子(7区間42.195km)は1区から5区まで5連続区間賞で2時間13分02秒で18年ぶり、女子(5区間21.0975km)は1区から首位を譲らず1時間14分56秒で11年連続で制した。比叡山の男女同時Vは1999年以来、24年ぶり。 男子は1区(10km)中西慶士郎(3年)が31分31秒で2位に8秒差をつけて中継。すると、2区(3km)の竹村明人(3年)、3区(8.1075km)の平田碧(3年)、4区(8.0875km)の海老原光(2年)、5区(3km)の小池太壱(3年)がそれぞれ区間賞で後続を引き離し、5区終了地点で後続に1分18秒差をつける。6区から2位の滋賀学園に猛追され、7区ではインターハイ800m王者の落合晃(2年)に詰められたが、16秒差で逃げ切り、2005年以来となる18年ぶり9度目の都大路行きを決めた。 女子は1区(6km)の山中彩愛(2年)が21分00秒の区間賞で2位に59秒差をつけた。さらに、2区(4.0975km)の川端愛実(3年)も区間賞(14分23秒)で突き放す。3区では、鹿児島国体少年A800m覇者の西田有里(3年)を起用した草津東に迫られたが、4区・松岡陽花(2年)、5区・大原瑚子(3年)の連続区間賞で差を広げ、2位に1分04秒差をつけてフィニッシュ。全国大会出場は11年連続13回目となる。 全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。
月陸編集部