「ダメージCTRLはこのままじゃダメだ!」マリーゴールド参戦も決まったイヨ・スカイが苛立ちを募らせバックステージで絶叫
日本時間11日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。低迷するダメージCTRLでイヨ・スカイが苛立ちをあらわにした。 現在『WWE RAW』では、アスカ、カイリ・セイン、イヨ・スカイの3人の日本人女子選手が【ダメージCTRL】というチームを組んで活躍中。 イヨは女子最強の証であるWWE女子王座を、アスカ&カイリのタッグ“カブキ・ウォリアーズ”も同時期にWWE女子タッグ王座戴冠を果たしていたこともあり、一時は日本人女子がWWEのトップ戦線で強い存在感を発揮していた。 しかし、イヨは今年4月のレッスルマニアにて袂を分かった元盟友のベイリーを相手に王座陥落。アスカ&カイリも今年5月のバックラッシュにてビアンカ・ブレア&ジェイド・カーギルを相手に王座陥落してしまい、わずか1ヶ月の間にすべてのベルトを失ってしまった。 今年のドラフトで活動の場をSMACKDOWNからRAWに移したダメージCTRLは心機一転して巻き返しを狙っている。 この日は、イヨ・スカイvsライラ・ヴァルキュリアのシングルマッチが実施。 ライラはダメージCTRLを相手に3連勝中。このところダメージCTRLは不調を極めていたこともあり、イヨのフラストレーションが爆発。先週のRAWではバックステージでイヨがライラを襲撃しており、因縁が深まる中でこの日の試合を迎えた。
イヨはゴングとともに突っ込んでいき、苛立ちをぶつけるがごとく罵倒しながらライラを滅多打ちに。得意のラ・ケブラーダも繰り出して一気に試合を決めにかかる。 序盤こそ攻め込まれたライラだったが、カンパーナやミサイルキック、フィッシャーマン・バスターなど得意技を堅実に決めていき、必殺のナイトウィングを狙う。 これを回転エビ固めで逃れたイヨがダブルアーム・バックブリーカーからカサドーラ・フットスタンプ。さらにスワンダイブ式の攻撃を狙うが、これをキャッチして担いだライラがナイトウィング。これはイヨのセコンドについていたダコタ・カイがカット。 ライラは鬼の形相でダコタを排除するも、イヨがその隙を突いて串刺しダブルニーを叩き込み、必殺のムーンサルト・プレスを発射。しかし、ライラはこれを剣山で迎撃し、トルネードDDTからナイトウィングの体勢。イヨは髪を引っ張って怯ませ、クルスフィックスで丸め込んで3カウントを奪った。 試合終了後も荒ぶるイヨは過剰なまでにライラに追撃を加え、思わずダコタ&カイリが止めに入る。 すると、ケイデン・カーター&カタナ・チャンスた飛び込んできてライラを救出。ダメージCTRLは深追いせずにさっさと引き上げていった。 バックステージでも苛立ちを募らせるイヨは、心配するダコタ&カイリを振り払い「ウガアアアアアッ!ダメージCTRLはこのままじゃダメだァッ!!」と絶叫しながら去っていった。