災害時通信復旧で連携強化 NTTなど8社、能登教訓
NTTグループやKDDIなど通信大手8社は18日、大規模災害で被害を受けた通信サービスを早期に復旧させるため、連携体制を強化したと発表した。能登半島地震の教訓を踏まえた対応。各社の事業所や給油拠点を共同利用し、NTTグループとKDDIが保有する「船上基地局」を他社も使えるようにした。 8社にはNTTドコモとソフトバンク、楽天モバイルが含まれる。 災害時に通信施設の空きスペースなどを宿泊場所や資材置き場として利用する。給油拠点の活用などで共同訓練も実施する。能登地震では渋滞が復旧活動の妨げとなったため、人員や物資の移動の効率化についても検討を進める。