J1月間ベストゴールは“バットマン”新潟MF宮本英治のJ1初弾!! 選考委員「アクロバティック」「華麗優美な超絶ボレー」
Jリーグは17日、8月度の月間ベストゴールを発表し、J1はアルビレックス新潟のMF宮本英治が受賞した。 【動画】「ひとり回転木馬」と称されたスーパーボレー 宮本は8月7日に行われたJ1第25節・磐田戦の前半14分、中盤で前を向いたMF秋山裕紀の浮き球パスにペナルティエリア内で反応すると、後方から来たボールをそのまま振り向きざまにボレーシュート。見事なミートでゴールに突き刺し、残留争いを優位に進める先制点を決めた。 なお、昨季までJ2いわきでプレーし、今季途中に顔面骨折の大けがも経験していた宮本はこれがJ1初ゴール。復帰3戦目でフェイスガードを着用した“バットマン”姿での一撃が歴史に名を残した。 選考委員からは「このゴールを見た瞬間に、このゴールが月間ベストゴール賞を取ると思った。若さゆえの勢いがあり、アクロバティックで、テクニックのあるシュートだった」(槙野智章氏)、「華麗優美な超絶ボレー。頭越しの浮き球を反転しながら捕らえる様は“ひとり回転木馬”。優れた空間認知力と高い技術が織り成す傑作だった」(北條聡氏)などと絶賛の選評が相次いだ。 宮本はJリーグを通じて「8月度の月間ベストゴールに選出いただけたことを光栄に思います。このような賞を受賞するのは初めてなので、大変嬉しいです。ゴールに関しては、秋山裕紀選手から素晴らしいパスが届き、考えてのプレーというよりは、自然に体が反応して、あのような形でボレーシュートを決めることができました。これからも常日頃からクラブを応援してくれるみなさんのため、最高のチームメイトと共に勝利を求め全力で戦い続けます」とコメントしている。