公園になっている「木の実」や「果物」は勝手に取って食べていいですか?リスクはある?
公園の木の実を食べるリスク
公園内に落ちている木の実をむやみに食べると、食中毒や近隣住民とのトラブルなどのリスクが発生する可能性があります。 ■食中毒の可能性 公園の木の実には、細菌やウイルスが付着している可能性もあります。そのため、小さな子どもの場合、危険性を理解できていないことから、誤って食べてしまう可能性が考えられます。食中毒は、体内に侵入した細菌やウイルスによって引き起こされる病気です。食中毒のリスクを避けるためにも、公園で木の実を拾うときにあやまって口にしないよう注意が必要です。 ■近隣住民とのトラブル 公園の木の実を食べている様子を、近隣住民に見られてしまうことが考えられます。「あの人は公園の木の実を勝手に食べていた」というネガティブな印象を持たれるかもしれません。それだけでなく、食べていたことが近隣の多くの住民に知られてしまう可能性もあるでしょう。 前述したように、公園の木についている果物は各自治体が所有者です。そのため、場合によっては違法となる可能性があるでしょう。「ちょっとくらい問題ないだろう」と軽い気持ちで食べようとするのは控えたほうがいいでしょう。
公園の木の実は食べない方がいい
公園の木の実を持ち帰ったり食べたりすることは、違法となる可能性があること、また、公園の木の実を食べるリスクについて解説しました。公園の木に関するルールは各自治体のホームページにも記載されていることがあるので、気になる場合は事前にチェックするといいでしょう。 出典 横浜市役所 公園のよくある質問 Q.公園の木の実や果実・竹の子はとっていいですか。 デジタル庁 e-GOV 法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号) 第八十九条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部