元広島ドラフト4位監督と伝説の主将が代表兼GM、宮崎サンシャインズが挑む2年目の戦い
宮崎ではNPBをはじめ多くのチームがキャンプを行い、プロ野球選手も輩出している。全国屈指の「野球どころ」にできたプロ球団に対する期待と注目度は高い。 「精神論は古いと言われますがスポーツの根底には気持ちがあります。1試合、1プレーに勝負を賭ける気持ちを大事にしたい。それが周囲に伝わり感動を呼ぶ。気持ちがあれば、誰もが興味を持ってくれるチームを作れるはずです」(深江代表兼GM) 「NPBキャンプやフェニックスリーグは無料で観られる。でも我々はプロとして入場料金を取っています。魅力ないチームにお金を払いたくないはずです。全ての試合を勝つことは無理ですが、勝てない中でも必死に最後まで諦めない姿勢は伝わるはずです」(金丸監督) 勝ち負けは重要だが、それ以上に大切にすべきことがある。まだまだ若い球団だが、プロとしての本質は十二分に理解している。この思いを持ち続ける限り、宮崎サンシャインズの前途には明るい光が差し込んでいる。まもなく始まる2年目シーズン、どのような歩みを魅せてくれるかに注目したい。 (取材/文/写真・山岡則夫、取材協力/写真・宮崎サンシャインズ、宮崎県野球協議会)