保護当時、まだ小さかったルイくん（画像提供：ゆずルイメイママさん）

元保護猫の男の子「ルイ」くんと、X（旧Twitter）ユーザー・ゆずルイメイママさん（@uJWJpFJGxHBmkUw）との出会いは、突然のことだったといいます。 【動画】『ママどこ！』 保護当初、小さかった猫さんはニャーニャー鳴いていました 「2022年7月の夜、我が家の玄関横にある庭に子猫が現れたのです。そばに母猫やきょうだい猫は見当たらなかったため保護しようとしましたが子猫が逃げ回って……。私と娘、ふたりで協力して2日がかりで保護しました。それがルイです」

保護後に発覚した原因不明の病

保護後しばらくして、ルイくんの耳に異変が起こりました。 両耳が聞こえなくなるほど、耳垢が溜まるようになったのです。 「動物病院を受診したものの、はっきりとした原因はわかりませんでした。そのため、往復2時間かけてほかの動物病院も受診しましたが、結果は同じ。完治するまでに1年かかりました」 耳の治療には、時間も費用もかかりましたが、飼い主さんに迷いはなかったといいます。 「ルイは大切な家族の一員。とにかく必死だったのを覚えています。完治したときは本当に安心しました」 この経験を通じて、ルイくんと飼い主さん家族は、より一層、強い絆で結ばれたのです。

家族のアイドルになったルイくん

その後は、すくすくと成長したルイくん。今年2歳になりました。 「ルイは、甘えん坊でおっとりとした子です。夫は、あまり動物に好かれないのですが、ルイはとても甘え上手のため、デレデレに……。独立して家を出た娘も、溺愛していたルイに会うために毎週、帰ってきます。家族みんなのアイドルです」 飼い主さん家族のおうちに笑顔をもたらしたルイくん。これからもその幸せな日々は、末長く続いていくことでしょう。 「ルイを保護した2カ月後、今は亡き愛犬の散歩中、子猫のメイを保護しました。ふたりは、とても仲良しです。毎日、楽しく元気に過ごしてくれることを心から願っています」 （まいどなニュース特約・梨木 香奈）