“ダンスの達人”山下瞳月、“スポーツ万能”村井優、“体幹最強”村山美羽……櫻坂46 三期生の運動能力を検証
柔軟性の谷口愛季
三期生のダンスメンバーとして忘れてはならないのが谷口愛季。名だたるトップアイドルたちを輩出してきた名門 アクターズスクール広島に幼稚園の頃から通っていただけに、研修生合宿の時点でパフォーマンスの表現力に関しては高い評価を受け、選抜制が導入された7thシングル『承認欲求』以降は全てのシングルで選抜入りを果たすなど、山下と並ぶ櫻坂の次世代エースとして活躍。ただ、谷口もまたダンススキルと運動能力が直結せず、運動能力テストでは身長が低いということもあってか、反復横跳びや走り高跳びは下から2番目の10位。総合的に見ても山下に次ぐワースト2位だった。しかしブリッジに自信を持っていた谷口は、彼女をライバル視する遠藤理子に記録を一度抜かされるも、再チャレンジで手と足の距離がマイナス6cmという驚異的な記録を叩き出し勝利。ダンス経験からくる関節の柔らかさだけでなく、負けず嫌いで記録を伸ばしてくるタイプだ。「気合いで引っ張れパワーフォース」では、二期生の井上梨名が体が小さいという理由で谷口を対戦相手に指名し、(井上が弱いというのもあるが)谷口が一瞬にして勝利を決め、ドッジボールでは最後の1人まで生き残るなど、パフォーマンスと同様に注目されると底力を発揮するスター気質である。今回の大運動会ではまだ目立った活躍は見せていないが、後半戦では「姉妹のぬいぐるみ取り合いバトル」や「全員リレー」といった激しい競技が行われるため、そこで谷口の真価が発揮されるかもしれない。 三期生は、それぞれの運動能力に極端な差がないように思える。実力が拮抗しているからこそ、お互いをライバル視し、競技が白熱するのではないか。8月11日放送回はリレー対決があるだけに、三期生の中で新たな実力者が誕生するのかを楽しみにしたい。
本 手