【ボクシング】「ミラモン」松本圭佑V3防衛へ「倒せていけたら」沙弥夫人にささげる勝利狙う
「ミライ☆モンスター」と呼ばれるプロボクシング日本フェザー級王者松本圭佑(24=大橋)が自身初のKO防衛を目指す。 25日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル117大会のメインに登場。同級8位の藤田裕史(34=井岡)との3度目防衛戦を控え、24日に東京・文京区の東京ドームシティにある「blue-ing!DISCOVER」内で行われた前日計量に出席。両者そろってリミット57・1キロでパスした。 今年2月、前田稔輝(グリーンツダ)に判定勝利して以来、約5カ月ぶりのリング。前田戦では最終10回にダウンを喫していたこともあり、松本は「自分の集中力を最後まで切らさないことをテーマに戦いたい。メインイベンターとして良い試合ができたら」と掲げた。 昨年8月の初防衛戦の挑戦者リドワン・オイコラ(平仲BS)、今年2月の2度目防衛戦の挑戦者となる前田といずれも日本ランキング1位の最強挑戦者だった。それでも松本は「挑戦者がランキング1位とは言え、判定勝ちが続いているので倒せていけたらと思う」と自身初のKO防衛を狙う覚悟を示した。昨年11月に結婚した沙弥夫人の食事で10キロ以上の過酷な減量を成功させており「(結婚し)喜んでもらえる人が増え、なおさら負けられない」と気合を入れ直していた。