賛否両論! イギリス王室の「物議を醸した」2024年の出来事まとめ
アンドルー王子の悲惨なインタビューが再び話題に
2019年、アンドルー王子はBBCの報道番組『ニュースナイト』でインタビューに応じ、性的人身取引で起訴された大富豪ジェフリー・エプスタインとの交友関係について語った。 このインタビューは2024年、(写真に写っているルーファス・シーウェルがアンドルー王子役を務めた)Netflix映画『グレート・スクープ』と、Prime Videoの3部作ミニシリーズ『A Very Royal Scandal(原題)』で大々的に映画化&ドラマ化され、再び大きな話題を呼んだ。 この2つの作品は、アンドルー王子とエプスタインの関係に関する疑問だけでなく、インタビューにおけるベアトリス王女の関与、王子の私設秘書アマンダ・サースク、そしてエリザベス女王と、(女王のお気に入りの子とも言われていた)アンドルー王子との関係についても取り上げている。
英国王室の“私的な収入”に関するドキュメンタリー
11月上旬には、王室が所有するランカスター公領とコーンウォール公領の財政と慣習に厳しい目を向けたドキュメンタリー番組が公開された。 英国の公共放送局チャンネル4の時事番組『Dispatches』で放映された『In The King, The Prince and Their Secret Millions(国王と王子の知られざる巨額の富の秘密)』では、英国王室がいかに“私的”な収入を得ているかを調査した。 エディターのヴィクトリア・マーフィーは、『Town & Country』で次のように書いている。 「番組では、NHS、英国軍、慈善団体が、公領内の不動産や土地の使用料として何百万ドルも支払っていると主張している。『チャールズ国王とウィリアム皇太子の私有地は、納税者から資金提供を受けていないと主張しているが、(公領内にある)ダートムーア刑務所などの多くの施設は地代を支払っているので、(実質的に)納税者から収入を得ていることになる』と同番組のナレーターは語った」