賛否両論! イギリス王室の「物議を醸した」2024年の出来事まとめ
チャールズ国王とキャサリン皇太子妃のがん公表から始まった2024年の英国王室。物議を醸すヘンリー王子&メーガン妃ほか、今年の物議を醸した出来事をプレイバック。 From TOWN&COUNTRY 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
ヘンリー王子&メーガン妃の世界進出
アメリカ・カリフォルニア州モンテシートに暮らすヘンリー王子とメーガン妃は、今年複数回海外へ訪問。1月にはジャマイカ、2月にはカナダ、5月にはナイジェリア、8月にはコロンビアを訪れた。また、アメリカ国内では4月に夫婦でフロリダを訪れている。 ヘンリー王子は単独で南アフリカのレソトやニューヨーク、そして複数回ロンドンにも赴いた。過去数年間、あまり自宅の近くから離れてこなかった夫妻にとって、2024年は決定的な変化が見られる年となった。
「アメリカン・リビエラ・オーチャード」のソフトローンチ
メーガン妃は3月に新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」を立ち上げ、インターネットの世界に復帰した。米『Town & Country』が商標申請書を確認したところによると、同ブランドは家庭用品、料理本、食器、ジャムやフルーツプレザーブのような食品を販売する可能性がある。 その翌月、メーガン妃は最初の商品をソフトローンチ(試験的な立ち上げ)し、レモンを入れたバスケットに、瓶詰めされた同ブランドのいちごジャムを入れ、限定商品として、セレブなど一部の人たちに送った。7月にも自家製の犬用ビスケットとラズベリージャムを送ったが、それ以降、このブランドに関するニュースは聞こえてこない。 しかし彼女は、Netflixと共同で「料理、ガーデニング、おもてなし、友情の喜びを祝う」番組制作に取り組んでいるとのことなので、おそらくこれがブランド立ち上げに結びついてくるはずだ。
国王の肖像画が世界中でミーム化
5月にはジョナサン・ヨーによるチャールズ国王の肖像画が、バッキンガム宮殿で公開された。ヨーの説明によると、この肖像画を見た国王は「強い色彩に最初は少し驚いていた」そう。 この肖像画は2020年に依頼されたもので、チャールズ国王の即位後初めて公開された公式肖像画となったが、控えめに言っても意見はまちまちだった。 ある人は英国王室のインスタグラムに「残念だが、この肖像画は国王が地獄にいるように見える」と書き込み、また別の人は「これは英国の帝国主義がもたらした植民地の流血を表しているのだろうか」と疑問を呈した。