Qobuz、e-onkyo musicからのアカウント&ポイント移行について発表。開始時期は未定
昨年末より日本国内での正式ローンチが予告されているハイレゾストリーミングサービスのQobuz(コバズ)。Qobuzより、e-onkyo musicとのアカウント情報の継続、並びにポイント・ウォレット残高についても新しいQobuzアカウントに引き継がれることが発表された。 2021年に、Qobuzの運営母体であるXandrie社がe-onkyo musicを買収、2023年12月には国内での正式サービススタートと予告されたが、残念ながら延期が発表され、2024年7月時点ではまだ正式なサービスはスタートしていない。サービスインの暁には、ストリーミングサービスとダウンロード購入サービスの両方が利用できる模様だ。 昨日e-onkyo musicのユーザーに対してQobuzより送付されたメールによると、e-onkyo musicのアカウントは継続して利用できるが、サブスクリプションサービスの利用は別途利用手続きを行う必要があり、自動的に契約が開始されるものではないと説明している。 また、手持ちのe-onkyo musicのポイントならびにウォレット残高については、e-onkyo musicポイントは1ポイント=1Qobuzコイン、ウォレットの残高は、1円=1QobuzコインのレートでQobuzコインに移行されると説明。Qobuzコインは楽曲のダウンロード購入に利用できるものとなる。またその月にダウンロード購入した金額に応じてQobuzコインが付与されるほか、オンライン上でQobuzコインのパッケージ購入も可能になるという。 Qobuzの正式なローンチ日については明らかにされていないが、「Qobuzのサービス開始に向けて全力で取り組んでまいりますので、それまでの間は引き続きe-onkyo musicでのお買い物をお楽しみいただけますようお願い申し上げます」とコメントしている。 Qobuzアカウントのアクティベーションに関する詳細な手順については、サービス開始時にお知らせするとしている。
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈