【グランドセイコー】キャリバー9Rの誕生20周年モデル&1968年の名機“45GS”が復刻
山々を彩る紅葉を想起させるフェイスデザイン
クラシックな上品さを追求した「エレガンス コレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル」は、独特の風合いを持つボックス型のサファイアガラス、繊細なザラツ研磨が施されたかん足部、立体的なダイヤカットでデザインされる時分針など、特徴的かつ精緻なディテールを採用。鮮やかな赤色のダイアルは、夜明けに太陽の光を浴びて輝く穂高連峰の美しい景色を表現しており、さらにピンクゴールドのGSロゴとサーモンピンクの立体的なパワーリザーブ表示を配したことで、秋の紅葉が山々を彩る様子を彷彿とさせる優美なフェイスデザインを実現。ムーブメントにはスプリングドライブムーブメント、キャリバー9R65を採用する。
グランドセイコー「エレガンス コレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル」
Ref.SBGA499 79万2000円 スペック:スプリングドライブ(Cal.9R65)、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。デュアルカーブサファイアクリスタル風防(内面無反射加工)。直径40.2mm、厚さ10.8mm。10気圧防水。世界限定1300本(国内600本)。
1968年発表の手巻きモデル「45GS」を忠実に再現
また今回、「ヘリテージ コレクション」から50年以上前に開発された10振動の手巻きメカニカルモデル「45GS」の復刻版も登場した。デザインは1968年発表のオリジナル「45GS」を忠実に再現し、鏡面仕上げのフラットな表面とエッジの効いたケースサイドのカーブが特徴。ダイアルの12時位置には「SEIKO」、6時位置に「GS」と「HI-BEAT」の文字が当時の書体で再現されており、ムーブメントの振動数「36000」や「第二精工舎」のロゴもレイアウト。これらのディテールによって、オリジナルモデルのスタイルをしっかりと再現した印象だ。ステンレススチール製ケースとイエローゴールド製ケースの2種類が用意される。
本機に搭載されているキャリバー9SA4は、ウオッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2024で発表され、高い評価を受けた最新の手巻きメカニカルムーブメントだ。このムーブメントは、毎秒10振動の高速振動を採用し、精度の向上と安定性を追求。動力ぜんまいからのエネルギーを効率的に調速機構に伝える独自技術、デュアルインパルス脱進機も実装する。さらに2つの動力ぜんまいを備えたツインバレル構造により、最大80時間のパワーリザーブも実現しており、パフォーマンスを大幅に向上させたムーブメントとなっている。