スズキ「ジムニーシエラ」が「AXCR」を見事完走! メカニック担当は中央自動車大学校の生徒たち…哀川翔さんのチームもクラス優勝に持ち込みました
学生たちのフォローがなければ2台は完走できなかった!
アジアクロスカントリーラリーに挑戦を続けている中央自動車大学校。2023年大会は優勝車両のTOYOTA Gazoo Racingインドネシアチームの車両を手がけていました。2024年大会では、スズキ「ジムニーシエラ」をストレッチしてピックアップトラックにした車両と、タレント哀川 翔さん率いるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESのトヨタ「ランドクルーザープラド」の2台を手がけ、本戦に挑んでいました。 【画像】中央自動車大学校の学生たちが挑んだ「アジアクロスカントリーラリー」を見る(全14枚)
2023年は優勝車両のメンテナンスを行った
アジアクロスカントリーラリー(AXCR)第29回大会は、2024年8月11日(日)から17日(土)にかけて、タイ南部にあるスラタニからスタート。タイ国内を北上し、カンチャナブリでフィニッシュするルートで開催された。 このAXCRに長く関わってきており、長らく車両の製作および整備までも行っているのが、千葉県白井市と鎌ケ谷市にキャンパスを持つ自動車整備士を養成する「中央自動車大学校(CTS)」である。 2023年は優勝車両となったTOYOTA Gazoo Racingインドネシアチームのトヨタ「フォーチュナー」のメンテナンスを行ったが、今大会には、ゼッケン136をつけるCTSオリジナルの改造を行ったスズキ「ジムニーシエラ」の「No.136 Asian Rally team Suzuki JIMNY SIERRA(Roslyn SHEN/Nada SIMARAKS)」、そしてゼッケン127をつけるトヨタ「ランドクルーザー プラド」、「No.127 PRADO FLEX Racing SPEC(川畑真人/Daychapon TOYINGCHAROEN)」の2台の面倒を見る形で、それぞれの車両に3名ずつ、6名の学生と引率教師が帯同した。 AXCRの現場では、朝車両を送り出すと、限られた時間での昼のサービスで簡単な整備を行い、夕方ホテルに戻ってきた車両にトラブルがあればそれを翌朝までに修理して、また車両を送り出すということを毎日行う流れとなる。