ドジャース山本由伸、6回1失点でクオリティースタート達成…2登板ぶり6勝目へ
◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(1日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・山本由伸投手(25)が1日(日本時間2日)、6勝目を狙って本拠地・ロッキーズ戦で先発。リーグ2位14本塁打の大谷翔平投手(29)は「2番・指名打者」でスタメン出場した。山本は6回7安打1失点、1四球7奪三振の好投を見せた。 山本は初回、1死から2番のトーバーに左翼線へ二塁打を打たれた。続くマクマーンの遊ゴロで走者が三進。ディアスに四球を与え2死一、三塁とされたが、5番ブライアントを空振り三振に仕留めて無失点で立ち上がった。2回には先頭のB・ロジャーズに再び左翼線へ二塁打を打たれた。二ゴロで1死三塁。続くB・ドイルに右犠飛を打たれて先制点を許した。 3回は2本の内野安打を許したが無失点。4回はこの試合で初めて3者凡退で退けた。5回には2死からトバーにこの日3本目の安打を許したが、二盗をスミス捕手が刺し、切り抜けた。6回1死一塁、ブライアントを三振とし、毎回の7つ目の三振を奪った。2死一塁からロジャースに2本目の二塁打を打たれたが、後続を遊ゴロにしとめた。6安打されながらも6回を1失点と耐え、4点の援護をもらい、6勝目へクオリティースタート(6回で自責3以内)を達成。この回限りで降板した。 D・ロバーツ監督(52)は試合前、山本について「ヨシにとっては、今日は強力な右打者のラインナップだ。彼らはアグレッシブだし、制球が重要になる。アグレッシブな打者を相手にするときは一般的なことではあるが、制球は重要。彼が球種をミックスして投げて初球ストライクが取れれば、効率的に投げることができるので、今夜はいい夜になるだろう。(その場合は)彼は6回を投げ抜けるはずだ。しかし、もし制球が乱れ、ボール先行になりだしたら、何人かに四球を与え少し難しい課題になるだろう」と話していた。 山本は監督の期待に応える6回7安打1失点。粘りの投球を見せ、救援陣にマウンドを譲った。
報知新聞社