中国に国際圧力高めて 弁護士妻、米議会で証言
【ワシントン共同】中国で国家政権転覆罪で懲役12年の判決が確定した人権派弁護士丁家喜氏の妻、羅勝春さんが1日、中国政府による人権活動家に対する恣意的な拘束や拷問などの人権侵害をやめさせるため、国際社会が圧力を高めるべきだと訴えた。米議会の「中国に関する議会・政府委員会」で証言した。 羅さんは、拘束者の家族への嫌がらせも日常茶飯事だと強調。面会しようとしても妨害され、子どもの教育の機会を奪うなどと脅されることもあると述べた。 丁氏は2019年12月、著名民主活動家、許志永氏=同罪で懲役14年が確定=と福建省アモイで国政を議論する会合を開き、その後拘束された。