YouTubeがクリエイター向け新機能を「Made on YouTube」で発表、AIを活用して支援
■ 自動吹き替えで世界中にリーチ
さまざまな言語に翻訳された音声トラックを生成できる吹き替えツールをテストしてきたが、今後数カ月でツールをさらに数十万人のクリエイターに提供する。日本語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語など利用可能な言語も増え、コンテンツの視聴者層を世界中でさらに広げることができる。
■ 「コメント」タブを刷新
YouTube Studioアプリの「コメント」タブを、ファンとの交流を深める「コミュニティ ハブ」に変更する。大量のコメントへの返信作業は大変なので、AIによってクリエイターのスタイルに合わせた返信文の候補を生成する機能を追加する。クリエイターは候補を元に返信文をカスタマイズできる。
■ 「ジュエル」で収益化
ファンとのリアルタイムのエンゲージメント(つながり)を促進し、収益化の新たな方法となるデジタルアイテム「ジュエル」と「ギフト」を縦型ライブ配信で導入する。視聴者によるリアクションや喜びの表現、積極的な参加が促進され、その場の雰囲気が盛り上がる(日本への導入は未定)。
■ YouTubeショッピングの提供範囲拡大 「YouTubeショッピング」の参加クリエイター数は25万を超えている。YouTubeショッピングのアフィリエイトプログラムは米国と韓国で利用可能だったが。インドネシアにも拡大し、今後数週間でタイとベトナムにも拡大する(日本への導入は未定) ■ テレビ画面での収益獲得を支援 リビングルームでの大画面視聴を目的としたコンテンツを制作するクリエイターが増えている。テレビ画面で視聴しやすくするため、コンテンツをシーズンやエピソードに整理できるようにする。視聴者はテレビ画面向けの新規コンテンツを見つけやすくなる。