勝点剥奪処分のエヴァートン、降格する確率が34.1パーセントに上昇
プレミアリーグが定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則に違反したによって、勝ち点「10」の即時剥奪が決定したエヴァートン。この処分によって降格圏となる19位に転落している。 エヴァートンは過去2シーズンに渡り、熾烈な残留争いの末になんとか残留を果たした。今シーズンも序盤は低調なスタートを切り、順位表では苦戦する昇格組3クラブと同様下位に沈む日々が続く。直近の5戦では3勝1分1敗の好成績を収めているものの、ここにきてそれを水泡に帰す減点処分。プレミアリーグ設立以降一度も降格を経験したことのない古豪は、深刻なピンチに陥っている。 イギリスメディア『スカイスポーツ』はこの処分を受けて、現時点で各クラブがプレミアリーグから降格する確率を紹介。エヴァートンが降格する確率は、処分適用前の3.5パーセントから大幅に増加し34.1パーセントとなっている。 一方で、この処分により恩恵を受けたと言えるのは残留争いに巻き込まれている4クラブ。降格する確率は以下のように変化している。 バーンリー 86.6パーセント→80.6パーセント シェフィールド・ユナイテッド 84.2パーセント→78パーセント ルートン・タウン 77.8パーセント→70パーセント ボーンマス 36.8パーセント→29.4パーセント 残留を目指すクラブにとって、ライバルとなるエヴァートンの勝ち点剥奪は追い風となる。果たしてマージーサイドの古豪はこの逆境を跳ね返し、プレミアリーグに留まり続けることができるだろうかた。
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