【渋滞都市熊本】検証!車VS自転車 通勤ラッシュ時はどちらが早く目的地に到着?
その頃、自転車は産業道路を離れ、裏道へ。川沿いの道路を順調に走ります。 ■緒方大樹記者 「産業道路はあんなに車がいたのに、こっちはいない」 渋滞に悩まされることもなく一路、ゴールを目指します。 車は未だに渋滞に苦戦中。 ■緒方太郎キャスター 「ナビが真っ赤(渋滞)ですね」 ■吉田靖行さん 「特に左車線は、交差点の手前にバス停があったりするので」 出発から約10分、産業道路の九品寺交差点を右折し、電車通りに入りました。渋滞はなく、スムーズに走りだしました。 ■緒方太郎キャスター 「スタートしてから自転車を一回も見ていません。どこにいるんでしょうか?」 白川にかかる大甲橋を渡りました。ゴールまで、あと少しです。 ■緒方太郎キャスター 「よしよしよしよし!この先の信号が全部青だ!」 渋滞ポイントの水道町交差点を抜けて、ラストスパート! さあ、車がゴールに到着しました。果たしてどちらが早いのか!? ■緒方太郎キャスター 「お!いない!自転車がいない!勝っちゃった!吉田さん、車の勝ちです!おめでとうございます! ■吉田靖行さん 「あ!いた!」
柱の陰から緒方大樹記者が姿を現しました。実は、車が到着する約4分前…。 ■緒方大樹記者 「到着!時間は11分25秒です。快適な通勤でしたね~」 ■緒方太郎キャスター 「車が負けちゃったか~。まさかですね。なんか悔しい」
車が約15分半かかったのに対し、自転車は11分半。約4分の差がつきました。 この結果を、渋滞対策に取り組む熊本市の大西一史市長に報告すると。
■熊本市 大西一史市長 「困りましたね、困りましたね。産業道路の渋滞って本当に深刻だなと思います。渋滞都市という汚名を少しでも早く抜け出したい。5年後にだいぶ変わったねと言われるように、今やるべきことをとにかく徹底してやっていきたい」 渋滞都市を抜け出す日はいつになるのでしょうか。