バレー女子日本代表がカナダから2セット連取、パリ五輪にリーチ【バレーボール女子ネーションズリーグ】
◆バレーボール・ネーションズリーグ女子福岡大会1次リーグ最終週 日本―カナダ(13日、北九州市西日本総合展示場) 「175→205→185cm」驚愕の〝天井到達〟3ショット 日本がカナダから2セットを連取し、2004年のアテネ大会から6大会連続の五輪出場にリーチをかけた。 第1セットの序盤はカナダのバンライクとグレイが中心となった強打が際立った。4連続で失点を喫するなど劣勢に立ったが、5―8からエースで主将の古賀紗理那(NEC)=熊本県大津町出身=が、後方からとなったトスにも機敏に対応して決めきるなど少しずつ流れを取り戻した。その後は石川真佑(ノバラ)らの活躍もある中でシーソーゲームとなったが、終盤の連続得点で抜け出した日本が第1セットを奪った。 第2セットは先制こそ許したが宮部藍梨(姫路)らの活躍で4連続得点で一気に逆転。宮部はその後ブロックポイントも挙げた。林琴奈(JT)も要所で効果的な得点を決めた。反攻に転じたカナダに苦しめられ、中盤まではビハインドを背負う展開もあったが、地力の高さを示して逆転。途中出場の井上愛里沙(姫路)も存在感を示して競り勝った。
西日本新聞社