楽しみながら “重機を体験” 遊んで学べる「防災アミューズメントパーク」で人材育成を目指す スキル学んで被災地で活躍を
それぞれの動きをうまく連動することによって、滑らかでスピーディーな操作ができるようになります。 まずは基本の「掘る」作業に挑戦です。 伊東平 アナウンサー 「ガーといって、バゲットを開いて、これぐらいかな、ここから下げて、違う! 下げるはこっち! 下げて行って…。1個ずつ整理しながらやっていって、これはできましたけど、これを自転車に乗るくらい簡単にやらないといけないんですね」 nuovo広島 江藤良輔 さん 「重機に乗る時間でいうと平均ですと30時間乗っていただくと、だいたい自分のやりたいようにレバー操作できるようになります」 被災地では、重機を扱える人たちが被災者になっている場合も多く、重機はあるのに稼働できないケースもあるといいます。 日本笑顔プロジェクト 林映寿 代表 「災害が大規模化していき、人間の力だけでは太刀打ちできないという状況が昨今の災害の特徴。そんなときにたとえ、この小型重機でも人間100人分の力を発揮するといわれているので、ことし発生した能登もまだまだ復旧に時間がかかっている状況から、民間による技術ボランティアの派遣は重要じゃないかなと思っている」 続いて、nuovo独自の検定、被災地で活動できる基準を満たしたかを確かめる検定に挑戦しました。 被災地では私有地での作業が多く、建物や車などを傷つけない繊細な操作が求められます。 今回、挑戦するのは初級の課題の一つ。ポールの周りをバケットをぶつけず回れるか検定します。合格なるか… 伊東平 アナウンサー 「あー! 触れてしまった」 土砂災害など、さまざまなリスクを抱える広島では、災害に強い人材の育成が求められています。 nuovo広島 江藤良輔 さん 「楽しみながら体験していただくというのはこれまでなかった一番の特徴だと思いますので、この重機という、ふだん運転できないものを使って楽しみながら重機の操縦スキルを学んでいただいて、いざという時には誰かのために役に立つ、自分たちの地域は自分たちで守れる力をみなさんにつけていただけるように、たくさんの人に通っていただければと思っています」
中国放送