これで突然意見を求められたときに即言葉がでる…「自分に起きていることを実況中継」する意外な効果
■ヒーローになりきって答えてみる ◎インタビュー形式 自分が雑誌やテレビ番組などのインタビュー、またはスポーツのヒーローインタビューを受けているようなイメージで、自分に質問し、答えを口に出していきます(質問は脳内の声でOK)。 ---------- 自分(口に出して言う):今日のプレゼン、うまくいったなぁ。 インタビュアー(脳内の声):いちばんのポイントは何ですか? 自分:いつもより丁寧に準備したから、ですかね。 インタビュアー:ほぉ、具体的にはどんな準備を? 自分:いつもパワーポイントでスライドを作るんですけど、今回はスライドに着手する前に、リサーチを十分にしました。ターゲットに近い人の声を聞きまくった感じです。 インタビュアー:なるほど、リサーチが大事なんですね。 ---------- スポーツ選手のヒーローインタビューや、経営者や成功者(とされている人)へのインタビューやドキュメント番組をイメージして、ヒーローになりきって答えてみましょう。 ■一人で思いつくままに話してみる ◎一人語り テーマだけを決めて、それに対して一人で語ります。 私はこれを、音声配信でもやっています。 たとえば、「いい文章ってなんだろう」というテーマだけを決めて、一人で、あーでもない、こーでもないと語るのです。 話しているうちに、自分でも思わぬところに話が転がって行ったり、自分でもうまく言葉にできていなかったものが言葉にできたりしていきます。 いきなりスラスラ話せなくても大丈夫。 誰も聞かない前提で、一人で思いつくままに話してみましょう。 ---------- さわらぎ 寛子(さわらぎ・ひろこ) コピーライター/コトバワークス株式会社代表取締役 1978年京都府生まれ。関西大学社会学部卒。関西大学非常勤講師。現役コピーライターで、企業の広告制作のほか、企業研修も多く手がける。24年間コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは3万件以上。2010年「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。現在は、オンラインとリアルな会場で長期講座を開催。自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。著書に、『キャッチコピーの教科書』(すばる舎)、『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』(大和書房)など。 ----------
コピーライター/コトバワークス株式会社代表取締役 さわらぎ 寛子