新社長に弟の宮田憲次氏 朝日インテック、15年ぶりトップ交代
【尾東】朝日インテック(本社瀬戸市)は14日、宮田憲次副社長(54)が9月1日付で社長に昇格する人事を発表した。宮田昌彦社長(57)は代表権のない取締役会長に就く。健康上の理由のため。社長交代は2009年以来15年ぶり。憲次氏は昌彦氏の弟で、創業者の宮田尚彦氏の次男。 同日、名古屋証券取引所で会見した憲次氏は「メディカル、デバイスの両事業にかかわり、研究開発や品質管理などの幅広い分野を経験してきたことが自分の強み。当社が大切にしてきた顧客ニーズをかなえるためにスピード志向で取り組む姿勢を引き継ぎ、成長したい」と意気込みを語った。 宮田 憲次氏(みやた・けんじ)93年朝日インテック入社。00年執行役員、03年取締役、10年常務、15年から現職。大阪府出身。