2027年度末で事実上の廃線後 代替交通 弘前市が乗り合いタクシーも視野 弘南鉄道大鰐線
RAB青森放送
弘南鉄道大鰐線がおよそ3年後に事実上の廃線となったあとの代替交通です。 弘前市はバスが慢性的な運転手不足のため乗り合いタクシーの導入も視野に検討することを明らかにしました。 弘南鉄道大鰐線が2027年度末で事実上の廃線となったあとの代替交通はきょうの弘前市議会の一般質問で市が答弁しました。 ★弘前市都市整備部 小山内孝紀 部長 「バスでの代替輸送につきましては路線バス以外の輸送方法も含めてバス事業者と協議する必要がありましてバスを補完する乗り合いタクシーの導入の可能性もタクシー事業者や地域の声を丁寧に聞きながら考えていく必要があると思っています」 弘南鉄道大鰐線の2023年度の利用者は27万1,000人で事実上の廃線となったあとはバスでの代替輸送が考えられています。 しかしバス会社の弘南バスは1年間におよそ15人ずつ運転手が減っておりバスだけでは補えない可能性があります。 このため市は朝と夕方以外の利用者が少ない時間帯に乗り合いタクシーでの輸送も視野に考えていかなければいけないとしています。