群馬・桐生市に牧場オープン 20歳の女性が酪農の魅力伝える
この春群馬県立農林大学校を卒業した20歳の女性が、群馬県桐生市内に牧場を開き、酪農の魅力を伝えようと奮闘しています。 今年4月、桐生市新里町に牧場がオープンしました。その名も「モーモーパラダイス」。この牧場を一人で営んでいるのが、この春県立農林大学校を卒業したばかりの小林友那さん(20)です。 現在は乳牛を5頭飼育し、生産・加工・販売を一貫して手掛ける「6次産業化」に挑戦しています。牛の世話から乳しぼり、その牛乳を使ったチーズやヨーグルトの製造、販売まで全て一人でこなしています。 肉牛農家の父の姿を見て「牛と生きる仕事がしたい」と酪農家を志した小林さんは、担い手が高齢化し、肉体労働のきつさなどから後継者が不足する中、イメージを変えたいと起業を決意しました。 週末にはキッチンカーでイベントに出向き、商品を販売しながらその魅力を伝えています。小林さんの牧場「モーモーパラダイス」では、乳製品の予約販売を行っているほか、牛とのふれあい体験もできるということです。