あなたは覚えてる? "記憶に残った"オリンピック「開会式」セレモニー6選をふり返り!
オリンピックの開会式は、時代と共にますます豪華なショーへと変貌してきている。簡単な儀式がメインのシンプルなイベントとして始まったものが、開催国の文化や歴史を讃える芸術とパフォーマンスが満載の華やかなイベントへと変わった。 【写真】もっと昔へさかのぼる!アテネから振り返る、歴代オリンピックの「開会式」セレモニーの変遷 もちろん、聖火を点火したり、国ごとに行進したりといった伝統は、どこの国で開催されようと、セレモニーがどれほど壮観になっていようと今も残っている。 オリンピック開催を記念して、1964年の東京五輪~2021年の東京五輪まで、歴史に残る開会式セレモニーを振り返ってみよう。
1988年:韓国・ソウル
1920年以来、開会式では鳩が飛ばされていた。だが、1988年のこの大会で一羽が聖火台の火の中に飛んでいってしまったことから、この伝統はなくなった。
2000年:オーストラリア・シドニー
シドニーでの夏季大会開会式では、陸上選手のキャシー・フリーマンが火と水を使ってドラマチックに聖火を点火。ミレニアム時代で最初のオリンピックを象徴した聖火だった。
2012年:イギリス・ロンドン
エリザベス女王がロンドンオリンピックの開会を宣言。この直前に、『007』のジェームズ・ボンド(演じたのはダニエル・クレイグ)をフィーチャーし、女王がヘリコプターからスカイダイビングをしてスタジアムに登場するというユニークな演出があった。
2021年:日本・東京
式では歌手のMISIAさんがトモ コイズミによるレインボーカラーのドレスをまとい国歌を独唱した他、歌舞伎の市川海老蔵さんとジャズ・ピアニストの上原ひろみさんによるコラボパフォーマンスも披露された。 日本選手団の旗手をNBAの八村塁選手、聖火リレーの最終走者を大坂なおみ選手が務めるなど、華やかなキャスティングも注目を集めた。
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