入院中の子ども笑顔に 鳥大病院 ガイナ選手と交流
サッカーJ3ガイナーレ鳥取の選手と、米子市西町の鳥取大医学部付属病院小児科病棟に入院中の子どもたちの交流会が24日、同病院で開かれた。子どもたちは選手と一緒に塗り絵をしたり、新聞紙でサッカーボールを作って遊んだりして笑顔を見せた。 同病院OBでガイナーレのスポンサーの岡本小児科医院(倉吉市昭和町)を経営する岡本賢院長の働きかけで昨年に続き開いた。子どもたちがプロサッカー選手と触れあうことで刺激や経験を得て、明日への活力にしてほしいとの思いを込めた。 ガイナーレからは長谷川アーリアジャスール(35)、普光院誠(31)、田中恵太(34)、松木駿之介(28)の4選手が参加。0~14歳の12人が「ガイナマン体操」で体を動かすと、選手にこつを教わりながら新聞紙で作ったボールを蹴った。並んだピンにボールを当てて倒すと、選手とハイタッチして喜んだ。 交流後は子どもたちが「これからもがんばって」とエールを送り、応援ポスターを贈呈。普光院選手は「みんなが楽しんでくれて、自分たちもパワーをもらった。結果でさらに喜んでもらいたい」と試合での活躍を誓った。
日本海新聞