TikTokで最近やたらと「ショートドラマ」を見かける「深いワケ」…企業の動画で400万回再生も
「最初の3秒が命」
通常の映画やテレビドラマは、興味を引きつけるためにCMを活用し、事前に見どころやストーリーの魅力をアピールできる。そのため、多少つまらないシーンがあっても、視聴者は我慢して見続ける傾向がある。 しかしショートドラマの場合、興味を持たなければすぐに次の動画にスワイプされてしまう。したがって、「最初の3秒が命」と言っても過言ではない。導入部分で視聴者を惹きつけることが成功の鍵となる。 さらに、企業がショートドラマを投稿する場合、単に興味を引くだけでなく、最終的に求職者がエントリーできる導線を設けることが重要だ。そこで、リンクを集約できるサイトを有効に活用するのが効果的である(下記画像参照)。 導線を構築しておくことで、簡単に企業のホームページや採用サイトにアクセスでき、求職者のみならず、潜在的な求職者にもアプローチが可能となる。 特に若年層をターゲットとする企業にとって、SNSを通じたアプローチは今や欠かせない戦略となっており、ショートドラマを通じて企業の魅力を伝え、求職者を自然にエントリーまで導くことが可能だ。 このように、視聴者の興味を引きつけ、企業の認知度を高めるための強力なツールとなっている。効果的な導線をつくり、エントリーへと導く戦略を立てることで、企業はより多くの求職者や潜在層にアプローチすることができる。
髙田 桂太郎(株式会社リソースクリエイション代表取締役)