史上最年少!高校2年生で司法試験に合格した早川惺さん「一番意識していたのは、“暗記をするのは最終手段”ということ」
将来は、日本のクリエイターを守る弁護士になりたい
――司法試験の勉強以外に、今取り組んでることや、夢中になっていることはありますか? 早川:今までずっと司法試験の勉強をしてきて、これから大学受験もあるので、今特段、夢中になっていることをあげるのはちょっと難しいんですけど、司法試験はいったん区切りがついたので、これからどんどん世界を広げていけるなと思っています。司法試験に受かったといっても、社会経験が全然足りていませんし、これからいろんなことにチャレンジして夢中になれるものを見つけたいなって思っています。 加藤P:すごい17歳…。すごいという言葉しか出てこないのですが…(笑)、テレビは見たりしますか? 早川:テレビはよく見てますし、アニメやドラマも好きです。実は、そのことが、将来やりたいことにも少しつながっています。司法試験を目指す過程でできた夢なのですが、将来は、日本のクリエイターを守る弁護士になりたいなと思っています。 というのも、アニメ、ゲーム、ドラマ、映画、音楽といったコンテンツは、やっぱり日本が世界に誇れるものだと思います。でも、今、生成AIの台頭によって大きな変化が起きています。 生成AIで、これまで大人数で取り組んでいたことを、少人数で作ることも出てくるでしょうし、すでに生成AIで権利が侵害されている事例もあると聞くので、今が節目というか、重要な局面にあるのかなと思うんです。 日本のコンテンツ産業にとって大きな飛躍のチャンスでもあると思うんですけど、逆に言えば、著作権とか法的な整備が整わず、そのチャンスや成長が阻まれてしまうこともまた同様にあると思います。 だからこそ法律の知識や法整備がめちゃくちゃ大事だと感じていて、日本企業や日本のコンテンツビジネスに携わるクリエイターたちを法的にサポートしたりとか、法整備に携わったり、日本のコンテンツビジネスが世界で活躍するための助けになれればというか、陰ながらサポートしたいなって思っています。 司法試験の選択科目で僕は知的財産法という、著作権や特許などが含まれる分野を選択したのですが、それらの法律を学ぶことで、将来やりたいことを考えるきっかけになりました。 加藤P:ちょうどドラマ『モンスター』の第2話で、AIが作成した歌詞は著作権侵害といえるのか?というテーマを扱いました。まだ基準や法整備が整っていないグレーな分野ですもんね。 早川:そうですよね。今は過渡期なので、これから日本のコンテンツがどうなるか、すごく重要な場面だと思います。技術の発展に法整備のスピードが追いつくことは簡単ではありません。司法試験に早く合格できたことで、これからの時間を別のことに割けますし、たくさんのことが学べる猶予があるので、この時間を活かして知識を深めたいなと思っています。 ――加藤Pは、カンテレのドラマ制作としては“史上最年少”プロデューサーです。最年少つながりということで、早川さんから加藤Pに何か質問はありますか? 早川:最年少でプロデューサーになられたということで、 やっぱりそれで批判されたりとか、あることないこと言われることがあると思うんですよね。そういうのに対して、どういうメンタリティで臨まれているのかお聞きしたいです。 加藤P:若くしてプロデューサーになったことについては、意外と誰からも何も言われることはなくて、カンテレの人たちもむしろ応援してくれる感じですね。ドラマに関しての批判に関しては、甘んじて受けたいと思っているのと、ドラマを作るうえでは、イヤな気持ちになっている人はいないかなというベースで、SNSをチェックしたりもしています。 内容が難しいとか、ここ変じゃない?みたいなコメントには、そうだよね…わかるわかるとか、あ、バレたか…と思ったり(笑)。賛否両論はすべて受け止めつつ、視聴者の方が自分のイヤな思い出を彷彿とさせて辛い気持ちになっていないかという視点を持つことを心がけています。 ――好きな弁護士ドラマはありますか? 早川:『リーガル・ハイ』は、好きでしたね。DVDも持っています。ドラマでいくと実は、『モンスター』の脚本を書いている橋部敦子さんの『僕らは奇跡でできている』も好きです。高橋一生さん演じる、生物の不思議に夢中な主人公の言葉に共感することが多々ありました。 ――苦手なことはありますか? 早川:苦手なことだらけです(笑)。運動も苦手ですし、整理整頓も苦手。苦手なことをひとつ上げることが難しいくらい、苦手なこと多いです。 加藤P:いやいや…。話をしているだけでも、だいぶ大人な方だなと感心します。
【関連記事】
- 【誰なの?w】趣里が“全力ぶりっ子”を発動するドラマ『モンスター』オフショット公開!可愛すぎる芝居にSNS「面白すぎ」の声
- 「表情がたまらん」趣里 “モンスター”なおやつを捕獲!?にっこりドラマオフショット披露!共演俳優との2ショットも
- 【遺伝子に感謝!】趣里がアイドルダンスを完コピ披露!キュートなパフォーマンスにSNS「神動画」「血は争えない」ドラマ『モンスター』
- 有名人ファン多数のI Don't Like Mondays. デビュー10周年でも「気持ちはフレッシュ」バンドの可能性を広げるため「カッコいい曲をつくり続けていく」
- 趣里 理想の結婚相手は父・水谷豊のような人「いないと思うんですけど…」開運アイテムは“YOUのお尻の写真”!?