レアルサポーターがヤマルらに人種差別的な言葉…ヴィニシウス「バルサの選手たちを支持する。この社会に犯罪者の居場所はない」
レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが26日のラ・リーガ第11節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバルセロナ戦(0-4)で、バルセロナの選手たちが人種差別的な言葉を浴びせられたことについて言及した。 バルセロナのFWラミン・ヤマルがチーム3点目を決めた際、一部の観客から「クソッタレの黒人!」「クソッタレのムーア人!」「イホ・デ・プータ(クソ野郎、直訳で売春婦の息子)」などの言葉をぶつけられた。ヤマルのほか、FWハフィーニャ、FWアンス・ファティも人種差別的な言葉を浴びせられている。 これを受けてヴィニシウスがSNSでメッセージを発信。ラ・リーガで人種差別と真っ向から闘う同選手は、バルセロナの3選手を支持するとともに、嘆かわしい言葉を口にしたレアル・マドリーサポーターを非難している。 「昨日、ベルナベウで起こった人種差別的な侮辱を悲しく思う。僕たちの社会にそうした犯罪者たちの居場所はない。僕はラミン、アンス、ハフィーニャを全面的に支持する。マドリーと警察が、犯罪者たちを特定し、処罰を科すことは分かっているよ!」 なお事態を重く見たレアル・マドリーは、人種差別的な言葉を発した人物たちを特定し、法的措置を講じるとの声明を発表している。