ロッテ2位のヤマハ・宮崎「みなさんとの野球が…」 野球日本選手権
第49回社会人野球日本選手権は第8日の5日、京セラドーム大阪で2回戦があり、ヤマハは2―6で東芝に敗れ、4大会ぶりの8強進出はならなかった。 【熱戦を写真で】ヤマハ vs 東芝 日本選手権2回戦 プロ野球ドラフト会議でロッテから2位指名されたヤマハの宮崎竜成選手は「4番・二塁」で先発し、2点を追う二回に同点の起点となる安打を放ったが、以降は、快音を残せずに4打数1安打に終わった。宮崎選手の試合後のコメントは以下の通り。 ◇ヤマハ・宮崎竜成選手 東芝とは五分五分で一つのミスが勝負を左右すると思っていたし、実際にそうなってしまった。(東芝先発の松山仁彦投手は)変則的な左投手であまり対戦経験がなく、探り探りだった。1打席目で何とか合わせることができたが、そこからはうまくかわされてしまった。 <少し目に涙が浮かんでいる> 試合終わりにみなさんに「今までありがとう」と声をかけていただいて、少し泣いてしまった。申し訳ない気持ちもあるが、これから頑張るぞという気持ちになった。 2年間、みなさんにお世話になった。どうにか最後に恩返しをしたいと思ったが、それはかなわなかった。この悔しさはプロに入って活躍して、その姿を見てもらって「宮崎が頑張っているから、俺も頑張ろう」と思ってもらえるように頑張りたい。 <ヤマハで過ごした日々を振り返って> プロ入りするという目標を決めてヤマハに入った。それは達成できたが、今思えば、みなさんと野球をするのがとても楽しかった。もっともっと一緒に野球がしたいという気持ちを持ちながら、大会に出場していた。 ある程度、振る力や守る力はあると思っているが、緊張した場面や大舞台などみなさんから期待される時に力が発揮できる選手にならないといけない。この経験を生かし、次の同じような機会で生かせるようにやっていきたい。