TikTok上半期トレンド大賞 縦型ショートドラマ、若者が行列をつくる中華料理店が受賞
日テレNEWS NNN
『TikTok 上半期トレンド大賞 2024』授賞式が20日に行われ、『ショートドラマ』や若者が行列をつくる中華料理店『フーフー飯店』などが受賞しました。 【画像】若者が行列をつくる中華料理店 お客さんの目的を取材 売り上げアップにつながった“偶然の産物” 本賞は、TikTokで流行したハッシュタグやキーワード、音楽、グルメ、映画やアニメなどを含むエンタメ、ヒットアイテム、クリエーターをノミネートし、アプリ内のデータなどをもとに各部門のトレンドを決定するものです。 大賞には、縦型の特徴を捉えた編集技術や映像表現を駆使し、短い時間で感動や笑いを届ける新たなエンターテインメントとして注目された『ショートドラマ』が輝きました。『#ショートドラマ』を付けて投稿された動画の総再生回数は727億回を超えているとのことです(主催者発表)。
■『棚からぼた餅』ならぬ『網棚からTikTok』
TikTokで多くのユーザーが投稿、視聴したワードがノミネートされたホットワード部門に決定したのは、東京・墨田区の中華料理店『フーフー飯店』。店内の荷物置き場である網棚にスマートフォンを設置して、テーブルの真上から撮影する動画が多数投稿され、新鮮な画角が話題となりました。 4月に日本テレビが取材した時には、店を訪れたお客さんたちが「あんまり普通のお店ではない、ここならではの撮り方」、「自分たちも映ることができるので思い出になる」と人気の理由を明かしていました。 授賞式に出席したフーフー飯店の鈴木雅治さんは、「この度は大変名誉ある大賞をいただき、誠にありがとうございます。想像すらしていない出来事で、いまだに驚きを隠せませんが、まさに“棚からぼた餅”ならぬ“網棚からTikTok”」とユーモアを交えたスピーチで感謝を伝えました。