妻夫木聡が教育論熱弁「望まれる自分よりも、なりたい自分になってほしい」
俳優の妻夫木聡が3日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。俳優の池松壮亮、映画監督の石井裕也氏とトークを繰り広げ、教育論について語る場面があった。 妻夫木は子供の頃に父親から「なんでもいいからプロになれ」と言われ育った。現在、2児の父となり子供たちには「プロになれとは言わないけど。『自分のやりたいことを見つけろ』とは言いますね。望まれる自分よりも、なりたい自分になってほしい」と語った。子供が自分と同じ役者の道を目指すことになったら「やるって言ったらどうぞと言います」と容認するという。 石井監督が「その代わり大変だぞとか言いますか」と質問すると妻夫木は「言わないかな。失敗するなら失敗すればいいと思っていますね」と回答。石井監督は「色んな俳優に聞いてますけど、この質問。こういう答え方したの妻夫木さんだけですよ。85%はまず止めます。15%は条件付き。『その代わり死ぬ思いするぞ』とか」と驚いた様子を見せた。 妻夫木は「死ぬ思いをしないと続けられないですって、この仕事。なんとなくやって、なんとなく生きてもらったら嫌だもん。そんな人間になってほしくないんで、だったら死ぬ思いをしてほしい」と熱い思いを口にしていた。
東スポWEB