強豪対決はフランスに軍配! デシャン監督「とても満足」ベルギー指揮官は相手に脱帽「レベルが高すぎ」
UEFAネーションズリーグ(UNL)第2節が9日に行われ、リーグA・グループA2ではフランス代表がベルギー代表を2-0で下して今大会初白星をつかんだ。両監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 ホーム連戦のフランスは、6日の第1節イタリア戦(●1-3)から見事な立て直しを見せた。まずは前半29分、FWウスマン・デンベレのシュートがGKに止められると、そのこぼれ球に反応したFWランダル・コロ・ムアニが左足で蹴り込み、先制点をマーク。後半12分にはMFエンゴロ・カンテのパスを受けたFWウスマン・デンベレがペナルティエリア右から中央へ切れ込み、左足で豪快なシュートを突き刺して2-0とした。 無失点で逃げ切ったフランスは開幕2戦目で初勝利。白星スタートだったベルギーは連勝を逃し、フランスとともに1勝1敗となった。 フランスのディディエ・デシャン監督は試合後、「ほっとしたかって? 安心などしていない。選手たちのリアクション、彼らが強いベルギーを相手にできたことにとても満足している。チームはうまく対応した。ベルギーは我々に多くの問題を引き起こした。特に最初の25分はね。さまざまな理由で難しかった」と振り返り、先制弾のコロ・ムアニについて「彼は得点した。彼は自信を持てる環境にいる。招集されれば、いつでも応えてくれるんだ」と称賛の言葉を述べている。 一方、ベルギーを率いるドメニコ・テデスコ監督は「25分以降、我々はプレッシングに問題を抱えていた。立ち上がりはインテンシティがあったが、その後は少し勢いを失った」と悔やみ、「他のチームを判断するのは難しい。フランスについて言えば、違いを生み出す選手がいる。中盤の選手はボールを奪って前に出てくる。今日は少しレベルが高すぎた」と相手に脱帽した。 次節は10月10日に開催され、フランスはイスラエル、ベルギーはイタリアと対戦する。