【解説】スバル「インプレッサ」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
●パワートレインは純ガソリンエンジンと燃費性能に優れるe-BOXER(ハイブリッド)の2本立て 【ガソリンエンジン】 エンジン:2.0L水平対向4気筒エンジン トランスミッション:リニアトロニック(CVT) 最高出力:113kW(154PS)/6000rpm 最大トルク:193N・m(19.7kgf・m)/4000rpm WLTCカタログ燃費:14.0km/L(FF)、13.6km/L(AWD) 【ハイブリッド(e-BOXER)】 エンジン:2.0L水平対向4気筒エンジン+モーター トランスミッション:リニアトロニック(CVT) 最高出力:107kW(145PS)/6000rpm 最大トルク:188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm モーター最高出力:10kW(13.6PS) モーター最大トルク:65N・m(6.6kgf・m) WLTCカタログ燃費:16.6km/L(FF)、16.0km/L(AWD) インプレッサには純ガソリンエンジングレードと、ハイブリッドグレード「e-BOXER」の2種類が用意されますが、パワートレインの構成はどちらも2.0L水平対向4気筒エンジン+リニアトロニックCVTであり、大きな違いはトランスミッションに組み込まれたモーターの有無です。駆動方式はすべてのグレードにFFとAWDが設定されています。 e-BOXERが優れる点はモーターアシストによる出足の軽さと燃費性能です。WLTCモード平均燃費は、純ガソリンエンジンの14.7-15.8km/Lに対して、e-BOXERは18.9-19.4km/Lと大きな差をつけており、燃費性能の違いは郊外路や市街地などの低速走行時ほど大きくなります。 ただし純ガソリンエンジンの方がわずかに最高出力や最大トルクが高く、150kgほど軽い車重も相まって軽快に走行できるのは純ガソリンエンジングレードのほうと言えるでしょう。 ●主力はハイブリッドグレード! 純ガソリングレードはインプレッサのみの設定 インプレッサのグレードラインナップは「ST」「ST-G」「ST-H」合計3種類です。純ガソリンエンジンを搭載したグレードが「ST」の1種のみ。 ハイブリッドモデルは中間グレードともいえる「ST-G」と、最上級グレードとなる「ST-H」の2種類が用意されます。 グレードごとの違いは、内外装の装飾と選択できるボディカラーが異なるほか、装備と選択できるオプションが異なります。 なお、純ガソリンエンジンモデルが用意されるのはインプレッサのみで、クロストレックはハイブリッドのみのグレード展開です。