【解説】スバル「インプレッサ」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
●さらに洗練されたインテリア(内装)と機能! より疲れにくい車へと進化 内装も先代のコンセプトを引き継ぎつつ、デザインから機能まで細部に改善の手が加えられています。 インパネ中央に備わる大型ディスプレイ周辺にスイッチ類を集約させたことで、視認性と操作性を引き上げつつ、シンプルかつスポーティなスバルらしい内装デザインにまとめられている点が特徴のひとつです。 11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイは、車両システムの設定変更やオーディオ、ナビゲーションシステムなどの機能が集約されるとともに、スマートフォンとの連携機能強化も図られています。 新設計のシートは、骨盤の仙骨を押さえることで車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ大学医学部との共同研究したシート構造を採用。 さらにシートの取付剛性を強化して振動を抑制し、長距離運転でも疲れにくいように配慮されています。 耳にもっとも近いルーフ部分は、振動を吸収する特殊構造用接着剤を採用することで乗員に届く不快な振動や雑音を防止。 これら多くの機能改善により、インプレッサの持ち味となる静粛性・快適性・利便性がさらに高められ、より疲れにくく安全な車へと進化しています。 ●ステレオカメラと単眼カメラの新型アイサイトで死角を排除 インプレッサに搭載されるスバルの予防安全機能「アイサイト」は、視野が従来型の約2倍にまで広角化された新型ステレオカメラと、二輪車と歩行者も認識可能な超広角の単眼カメラを組み合わせて性向上を図った新世代型です。 この新型アイサイトは、その年のもっとも優れた技術を搭載した国産乗用車に贈られる日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー2023?2024を受賞しています。 また改良されたのはアイサイトのシステムだけでなく、急な先行車の割り込みや自転車の急な飛び出しなどへの応答性が引き上げられた電動ブレーキブースターの採用に加え、先代でも高評価だった衝突安全性もさらに向上しています。 スバルのコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」は、スマートフォンとの連携度合いを高め、遠隔でのロック操作や車両位置確認なども可能になりました。そのほか、走行中の重大事故や故障に際してのサポート機能も強化されています。