長谷部誠の帰国ドキュメント映像が公開された　撮影：中地拓也

　ドイツ1部のフランクフルトが6月4日、クラブ公式ユーチューブに「誠のさようなら」と題して、今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表主将のMF長谷部誠“引退帰国ツアー”に密着したドキュメンタリー映像を公開した。 ■【動画】「めちゃくちゃいい動画!」「つね様の英語死ぬほどかっこいい」の声! 長谷部誠の“引退帰国ツアー”ドキュメントでのツネ様登場シーンが■ 　現在40歳の長谷部は現地時間5月18日にシーズン最終戦に出場した後に日本に帰国して同24日に引退会見を実施し、同26日には埼玉スタジアムを訪れて、古巣である浦和レッズの試合を観戦した。その間、日本サッカー協会やテレビ局での出演、元チームメイトやスタッフなど、幾多の“再会”を果たした。 　約12分半の“帰国引退ツアー”のドキュメントには、これまで公式エックス（旧ツイッター）で公開されたシーンも含めて秘蔵映像がたっぷりと詰まっており、見応え十分。その中で、長谷部の引退直後のリラックスした表情と言動に加えて、日本サッカー協会の“ツネ様”こと宮本恒靖会長の登場シーンにも注目したファンから、SNS上に次のようなコメントが寄せられた。 「めちゃくちゃいい動画!」 「元日本代表で元キャプテン同士の対談!激アツ」 「それにつけても英語で長谷部語りのツネ様ことJFA宮本会長…カッコヨ…」 「長谷部のドイツ語もめちゃくちゃかっこいいんだけど、つね様の英語死ぬほどかっこいい」 「宮本がカッコ良すぎてなにも入ってこないなw」

■フランクフルトU-21のアシスタントコーチに就任

　このドキュメント映像の最後には、長谷部の一人語りが収められており、「（シーズン最終戦の試合後）スタンド席に上ってファンの声援を受けた時、これが僕の選手生命での最高の瞬間でした。そしていつまでも忘れることはないでしょう」などとドイツ語で語っている。 　引退後もドイツを拠点とする長谷部は、新シーズンからフランクフルトU-21チームのアシスタントコーチに就任する。すでにドイツでの指導者のB級ライセンスを所有しており、今後は若手相手に経験を積みながらA級、S級のライセンス取得、そして監督就任を目指すことになる。次回、日本に帰国した際はどのような姿となり、どのような能力を身に付けているのだろうか。非常に楽しみになるドキュメンタリーだった。