オーストラリアの名牝ウィンクス産駒が約10億円で落札 1歳牝馬としては世界最高額
8日、オーストラリアのシドニーで行われたイングリス・イースター1歳馬セールでオーストラリアの誇る名牝ウィンクスの1歳牝馬(父はゴールデンスリッパーを含むGⅠ5勝のピエロ)が1000万豪ドル(約10億円)で落札された。もともとの所有者の一人であったD・ケピティス氏(ウォピット・ブラッドストック社)が購買したもの。オーストラリアにおけるセール史上最高価格、1歳牝馬のセール落札価格としては世界最高記録となった。 ウィンクスはオセアニア新記録となる33連勝(全て重賞)を記録し、GⅠは史上初のコックスプレート4連覇(2015~18年)を含む世界記録の25勝。初めての産駒となるはずだったアイアムインヴィンシブルとの子は2020年に死産となっており、今回落札された1歳牝馬が今のところ無事に生まれた唯一の産駒となっている(現在スニッツェルを受胎中)。
東スポ競馬編集部