「盲導犬育成に役立てて」 愛犬と一緒に入店できるそば店 売上金の一部を寄付 岐阜県関市
愛犬と食事を楽しむことができる関市のそば店が、盲導犬の育成に役立ててもらおうと、店内で販売した犬用のメニューなど売り上げの一部を中部盲導犬協会に寄付しました。 関市にあるそば店 和蕎庵の別館「わん蕎庵」は犬好きの店主が1年前に開きました。 犬と一緒に食事ができるということで、愛犬家に人気です。 店主の古川和美さんは「犬のために建てた別館で、犬のために何かできないか」と考え、別館で犬に販売するメニューや記念写真代の売り上げの一部を盲導犬の育成に役立てようと取り組んできました。 別館オープン1周年の日に行われた寄付金の贈呈式には、中部盲導犬協会盲導犬総合訓練センターから盲導犬のPR犬も参加。 古川さんは「盲導犬の育成に役立ててほしい」と話し、集まった20万円をセンターの早田一幸施設長に手渡し、感謝状を受け取りました。 古川さんは「これからも犬のためにできることを続けていきたい」と話していました。 また、能登半島地震の被災地の動物愛護活動にも活用してほしいと、同じく別館で集まった15万円を石川県にも寄付しました。