自衛隊最強の男は第1空挺団所属の47歳 「トップサイドデッドリフトは420kg、食後のデザートにラーメンも食べます」
8月17日(土)、横浜ランドマークホールで『自衛隊プレミアムボディ2024』が開催され、新設のヘビークラス(ベンチプレス120kg以上のクラス)で池田晃士(いけだ・こうし/47)さんが初代王者となった。池田さんは第1空挺団に所属するベテラン自衛官。ボディメイクのためのトレーニングではなく、訓練とウエイトトレーニングで培った肉体で頂点に輝いた。 【写真】47歳・池田晃士さんの鋼のような肉体
第1空挺団は有事が起きた際、最前線でイチ早く任務に当たるためパラシュートで降下して活動する、日本で唯一の落下傘部隊である。装備品などトータル50kgを担ぎながら、100kmの山道を歩いたり、強靭な身体を作るために日々超過酷なトレーニングに励んでいる。 「ボディメイクのためのトレーニングは一切せず、訓練とウエイトトレーニングで年中脱げる身体を維持しています。今大会に向けては、第1空挺団が忙しく、なかなかトレーニングの時間が取れませんでしたが、初代王者になることができて良かったです」 池田さんはいわゆる減量食は取らず、日々の食事でコンテストにも出場する。 「食後のデザートにラーメンも食べますし、唐揚げも好きです。ですが、しっかりとトレーニングをすることで1年中カロリーを消費しているのであまり脂肪が乗りません。長年トレーニングを積んで身体ができているので、好きなものを食べても太らないようになりました」 その肉体は見た目だけでなく、パワーもすごい。 「トップサイドデッドリフトは420kg、ベンチプレスは180kgです」 見た目だけでなく相当な筋力も有する池田さんは、今後も自衛隊プレミアムボディで連覇していくとのこと。47歳という年齢が信じられないほどの強靭な肉体がさらに進化していくのが楽しみだ。
※本大会はチケット収益で運営されており、主催は自衛隊ではありません。
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部