奥川「1年通して活躍」 山瀬「正捕手を目指す」 ふるさとで飛躍誓う 白山でトークショー
プロ野球ヤクルトの奥川恭伸投手によるトークショーは28日、白山市のイオンモール白山で開かれ、スペシャルゲストで星稜高時代にバッテリーを組んだ巨人・山瀬慎之助捕手と壇上に上がった。2人は野球に対する考え方やふるさと石川への思いをリラックスした様子で語り、「来季は1年通して活躍」「正捕手を目指す」と新年の活躍を誓った。 2人でトークショーを行うのは初めてで、約500人が来場した。奥川選手は「こんなに大勢の方に集まってもらえてうれしい」と笑顔を見せた。 奥川選手は、石川での印象深い場所を問われると「高校のグラウンド」と答え、「3年間すごく濃かった。つらくなったときはグラウンドに顔を出したい」と語った。山瀬選手は「田園風景を見ると帰ってきたなと感じる」と答えた。 高校時代の恩師・林和成元監督がサプライズ登場し、2人は直立不動で迎えた。林さんは「2人は全国のたくさんの方々に応援されている。そういう期待を背負いながらチームの優勝のために頑張ってほしい」と激励した。 2人でキャッチボールを披露する場面もあり、2019年夏の甲子園で準優勝したバッテリーの「復活」に会場は沸いた。磁気健康機器メーカー「コラントッテ」(大阪)が主催した。