「涙出ちゃうじゃん」思い出残し…“昭和の喫茶店”が半世紀の歴史に幕 ショッピングセンター閉鎖に伴い…女性店主が感謝の涙「みんないいお客さん、頑張ってきて良かった」
常連客・田村健一さん: 「きみちゃんおいしい、ありがとう」 ニュースコー・山岸公子さん: 「はいよー」
常連客・田村健一さん(56): 「(若い頃は)食べに来たくて来たくて、お金なくても、『給料日払いでいいよ』とツケで食べさせてもらったりとか。だれでも受け入れてくれるし、誰でもお母さんという感じでいてくれているので、ファンは大勢いると思いますね。(閉店は)残念で仕方がないというのと、時代の流れと言われてしまえばそうかもしれないけど、こういう店があったんだと、ずっと言い続けていったり、みんなで語り合えたらいいなと」
■思い出話は尽きず…午後6時
常連客・田村健一さん: 「ありがとうございました、じゃあまたね、元気で」 山岸さん: 「ありがとう」 閉店時間の午後4時を過ぎても思い出話は尽きず、最後の客が店を出たのは午後6時でした。
忙しい一日となった山岸さん。 全ての客を送り出し、ようやく店の最後を実感していました。
■「涙出ちゃうじゃん」
ニュースコー・山岸公子さん(75): 「『おいしかったよ、懐かしい味だったよ』と言われてうれしかった。毎日元気で、みんなと話したりできるのが良かった。きょうは誰が来るのかなとか楽しみにしていた」
ニュースコー・山岸公子さん(75): 「涙出ちゃうじゃん、本当にね、寂しいです。頑張ってきて良かった。惜しまれてやめるのはいいよね。みんないいお客さんだったしね、続けてこられたんだと思う」
長野放送