しながわ水族館がクリスマス仕様に 「水中ショー」でサンタが魚にエサやり
「しな水のクリスマス2024」が11月20日、しながわ水族館(品川区勝島3、TEL 03-3762-3433)で始まった。(品川経済新聞) 【写真】「トンネル水槽」のイルミネーション。約50種類の魚を展示している 照明の当て方や展示する魚を通常時と変え、館内をクリスマス仕様に装飾する。各ショーはクリマスバージョンで行う。 開催の経緯について、飼育スタッフの今井俊宏さんは「当館では毎年クリスマスのイベントに力を入れている。今年は光をテーマに、クリスマスの時期のイベントとして思い浮かぶイルミネーションを水族館で表現しようと考えた」と話す。 「クリスマス特設水槽」には、照明を当てると光を反射して目が輝くことが特徴の魚「アフリカンランプアイ」と、小型の淡水エビ「ビーシュリンプ」を展示。同水槽にはコケ類の「ウィローモス」でつくるツリーも飾る。 デンキウナギの放電に合わせて点灯するリースを飾り、その下で写真撮影ができる「デンキウナギのフォトスポット」を初めて設置する。同館飼育スタッフによる「いきものトーク」では、デンキウナギの特徴や放電方法などの説明を聞き、実際に給餌の様子を見ることができる。 「クリスマス水中ショー」では、サンタクロースの衣装を着たダイバーがトンネル水槽に登場。オキアミと呼ばれる動物プランクトンを凍らせたリース型のえさを魚に「プレゼント」する。 「クリスマスイルカショー」では「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングを流し、ジャンプしたイルカが鼻先でタッチするボールは赤と白のサンタクロースデザインになっている。アシカショーでは、アシカとトレーナーがクリスマスの音楽に合わせたダンスを披露。アザラシショーではアザラシがトレーナーとともに、ハンドベルでクリスマスソングの演奏に挑む。 今井さんは「館内各所に施したかわいらしいクリスマス装飾と生きものたちの様子を楽しんでほしい。子どもから大人まで幅広いお客さまに来てもらえたら」と呼びかける。 営業時間は10時~17時。12月25日まで。
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