「暑いからって、あの服装はないよね…」と言われないために。夏の職場ファッション、マナー違反にならない身だしなみのボーダーラインは⁉
お客様への訪問時にジャケットは着るべきでしょうか?
「こんなに暑いのになぜジャケットを着なければならないのかしら」と思う方も少なくないはずです。ましてや、クールビズの流れもあります。ですが、お客様先に訪問する際は、ぜひジャケットを羽織ってほしいと思います。なぜなら、「相手を敬う姿勢」を一目で示すことができるからです。
とはいえ、ジャケットを着たままで汗だくはNG
汗をかいている状態では、相手に余計な気を使わせてしまいます。移動時はジャケットを脱いでおくようにして、予定時間より早めに到着して汗をひかせるなどの対策を取っておきたいところですね。
真夏時のお客さまとの待ち合わせは、クールダウンも時間にいれておいて
約束の時間ギリギリに向かうと、今のように暑い日にはなかなか汗はひかないものです。そこで、待ち合わせの会場又は近くの会場でクールダウンして、少しお化粧を直す時間を計算に入れておくことをおすすめします。また、扇子もクールダウンする時には役に立ちますので、バッグに入れておくと便利です。 【前編】では、夏のビジネスシーンでの服装やマナーについてお伺いしました。 ▶つづきの【後編】では、夏の紫外線対策・ファッションアイテムとして欠かせないもののマナーについてお伺いします。日傘、帽子、サングラス、かごバッグ、汗対策を兼ねてた香水…など、正しい使い方する自信ありますか?
エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美