平野歩夢 大技トリプルコーク成功も終盤に転倒 W杯開幕戦は9位
◇スノーボード・ハーフパイプ FISワールドカップ・シークレットガーデン大会 男子決勝(8日、中国・張家口) 【画像】平野歩夢選手が北京五輪で着用し注目された”手ぬぐい” 北京五輪のスノーボード・ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手がW杯開幕戦の決勝に出場しました。 北京五輪の競技が行われた会場での大会に臨んだ平野選手。 1回目のランは、北京五輪でも披露した超大技・FSトリプルコーク1440(縦3回転、斜め軸4回転)を試みますが、惜しくも背を下にして転倒。16.25のスコアで暫定9位となります。 2回目のランでもFSトリプルコーク1440に挑みますが、今度はお腹側を下に転倒。2本を終えて暫定9位となります。 最終3本目のラン。FSトリプルコーク1440を成功させると、キャブ・ダブルコーク1440(縦2回転斜め軸4回転)も成功。そのままFSダブルコーク1260(縦2回転斜め軸3回転半)につなげますが、その後のBSダブルコーク1260(縦2回転斜め軸3回転半)でエッジに当たり転倒。50.75に沈みました。 優勝したのはオーストラリアのスコッティ・ジェームズ選手。1回目のランでは、スイッチBSダブルコーク1260を披露するなど、唯一の90点台となる91.25をマークすると、リードを譲ることなくW杯開幕戦を勝利しました。 ▽主な順位 1位 S.ジェームズ 91.25 2位 平野流佳 88.25 5位 重野秀一郎 81.25 9位 平野歩夢 50.75 10位 平野海祝 25.00