ぱんちゃん璃奈

　女子キックボクサーのぱんちゃん璃奈（30＝フリー）が自身のXで16日、前回の巌流島（5月3日公開）での敗戦はリング上のキックボクシングではないため戦績に加えられないとされてきたが、ぱんちゃんは「公式戦として入れてもらう事になりました」とし「18戦17勝1敗」となったことを報告した。さらにコメント欄に”35戦まで全勝し引退”と意気込んだ。 【フォト】鍛えられたぱんちゃんのビキニボディ、背筋も 　ぱんちゃんは元KNOCK OUT2階級制覇王者。今月5日公開の『巌流島バーチャルファイト』で無敗のルシア・アプデルガリム（アルゼンチン）とキックルールで対戦し、激しい打合いで顔面流血も判定で敗れてしまった。 　昨日16日、KNOCKOUTのカード発表会見出席したぱんちゃん。次戦は6月23日、代々木第二体育館でアイリン・ゴンザレス（25=アルゼンチン）と対戦する。 　会見では山口代表に巌流島でのルシア戦を「1敗にして良いか？」と尋ねられると頷き、「ルシア選手も同じ日に試合を行うので、（将来）リベンジ戦を行っても良いんじゃないかと言う試合をしたい」と、雪辱戦を目指しての一戦とした。さらにルシア戦を振り返り「得たものが沢山あった。単純にパワーだけでなく、技術の差や引き出しの少なさを痛感し、多くの課題を実感した」と語った。 　ところでぱんちゃんの引退時期だが、35戦となると現在が18戦だから残り17戦、ここ数年、年間3試合のぱんちゃんのペースだとあと５～6年続けることになる。しかし今年は次戦6月ですでに３戦目。このペースだと年内6試合も可能だ。年6試合だと３年弱で引退となる。 　ぱんちゃんは今回のSNSで「最初で最後の負けになるように努めます」とつづった。のこり17戦は本気か冗談か。ともあれキックボクサーぱんちゃんの勇姿は数年見られそうだ。